原罪おとし

人は、罪とともに生きるもの、罪なくしては生きられぬもの

ここれっと@時々出没

31分 (18,526文字)
短編です。特定の宗教とは、まったく関係ありません。

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あらすじ

人が人として生まれた時から背負っているとされている原罪。 人であることの罪責。 それらを祓うことが出来るとされる『神の左の御手』を持つ少年の物語。

感想・レビュー 1

これぞここれっとワールド。

とても美しい情景描写。死や病さえも、淡々と透明感を伴って綴られてゆきます。 原罪、安楽死、重厚なテーマを軸にしながら、やはりどこまでも寓話めいた、絵本のような空気感は作者様独特の清涼さを失う事がありま
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