彼の彼女はヴァイオリン

第148回コバルト短編新人賞「もう一歩」に残った作品を一部改稿しました。

佳景(かけい)

16分 (9,556文字)
かなり古い作品なのですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

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あらすじ

ある日、忘れ物を取りに戻った「私」は、教室で『だいちゅう』という渾名のクラスメイトがヴァイオリンの練習をしているところに出くわす。 それをきっかけに、フルネームさえまともに覚えていない『だいちゅう』と

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

いつか持っていたはずの、あの気持ちを思い出させてくれる

するすると思い浮かぶ情景に、懐かしい匂いまでトッピングされているような文章のおかげで、いつか過ごした日々に持っていたはずの、キュッとした気持ちを思い出しました。 初めは良くある青春ものかと思いきや、
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