姉と巡る夏の宵山

一夏の京都・宵山で起こる不思議なお話。貴方も幻想的な宵山の雰囲気を味わってみませんか?

深静零(みしず れい)

17分 (9,678文字)
コンテスト「ひと夏の思い出」に応募予定の作品です。読んで頂けると嬉しいです。

35 3,881

あらすじ

親とはぐれて一人で宵山を見に来た少年、凪。 そこで、京都で独り暮らしをしていた姉、波子と偶然、出会い、 二人は奇妙な宵山へ足を踏み入れていく。 京都の夏を巡る、宵山が舞台の短編ファンタジー ――そ

シリーズタグ

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

京の都、宵闇のなかで

作者様が在住とあって、文字の中から京都独特の湿度、街の景色がふわりと再現されてていきます。 都市が碁盤の目で築れた町並み(条坊制)は、直線の道を行ったりきたりするだけで、迷路のよう。往来の狭間に導かれ
2件3件