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2023年上半期オススメ♡エブリスタ作品(後編)
こんにちは、未苑です。今気づいたのですが、ここの挨拶文を前回まんまコピーしていました。も、申し訳ありませんでした!!!(横着しているのがバレバレ💦)
✻
さて、前回より続けております「個人的に推している2023年エブリスタ新作」のラストです。
・2023年発表新作のみです。下記の各リンクよりご覧頂けます。
・順番はランダムです
・作者様につき涙を呑んで1作品としました。
・一言レビューを下記にてご紹介、皆様の好みと合ったら嬉しいです♡
📖
『モノリス』 ヨズシ 様
https://estar.jp/novels/26113347
人類の歴史が全てきざまれた石柱が発見された! 解読を試みた人間達が石柱の最後に見たものとは……。
これこれ、ショート・ショートってこういうの! 皮肉と切れ味が最高です。
『佳乃先輩は今日も咲かない。』 木下すなす 様
https://estar.jp/novels/26079033
切なすぎる青春の邂逅こそが、桜のように儚く散っていく……。
妄想コン「桜を嫌いな理由」祝・入賞作品✨ 読後、絶対くると確信した作品です!
『ピンチヒッター』 ななせハチミツ 様
https://estar.jp/novels/26116390
突然人々がゾンビ化した街、娘を助けるため危険に身を呈する母親の壮絶な最後……。ホラー描写が上手すぎます! 地の文で、小説ならではの表現を駆使しているのが堪らなかったです。
『逆さまの男の話』 宇津木健太郎 様
https://estar.jp/novels/26087209
ある村に「逆さ男」が住んでいる――舞い込んできたネタに、記者はその村へと向かう。年老いた「逆さ男」が語りが村の閉塞感と孤独を漂わせ、今昔物語の一片のようです。宇津木さんの世界観ならでは!
『墓場まで持っていけ』 安積みかん 様
https://estar.jp/novels/26124987
自殺しようとする職場の男性に、誰にも言えない己の不幸を告白するアラサー女性、「Win-Winな関係上」と思われたけれど……? センシティブな題材ですが、二人の会話から「生きていこう」と活力を貰えます。生きるって、他者も関わることなんでしょうね。
『濡れ鼠みたいに』 にわ 様
https://estar.jp/novels/26119459
幼馴染に「雨だと制服が透けて私の下着が見れるかも?」と挑発(?)される共也。彼女に抱く劣等感をさまざまな雨の描写で仄めかし、孤独だけでなく、二人の一体感まで表現されていて美しいです!
『Broken Robot』 春風雨里 様
https://estar.jp/novels/26108603
殺人を課せられたロボットと少女。不思議なSFだなと読み始めるも、二人だけが隔離された世界から、現実の暗がりを突き付けられていく展開が切なくて映画を観ているようでした。
『運命の赤いルート』 池田春哉 様
https://estar.jp/novels/26107208
運転免許取り立てのヒロイン、父親にプレゼントされた車のカーナビが、「運命の人への道」を案内する……。ドライブデートの締め括りの一言、さすが恋愛小説名手の池田さんです!
『人見しりくんの告白』 仁科佐和子 様
https://estar.jp/novels/26070106
人見知りが酷すぎて、告白方法がぶっとんでいる人見くんに付き合う親友田良理くん。テンポ良くてするする読めちゃいます。命名方法に『ハイスクール奇面組』を思い出したのは私だけだろうか……。
『割って割られて割にあう』 山城 木緑 様
https://estar.jp/novels/26104684
竹を割ったような性格の女子高校生・虹子が、喧嘩っ早くて(?)威勢のいい職人との出会いから、瓦を葺くことに。私はまだ結末まで追いつけていないのですが、負けん気強い虹子ちゃんにひっぱられます。漫才のような文も(笑)
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これで、2023年上半期は以上です。
私のことなので、あとになって拝読して「ああ、これも面白いぃい、リストに入れないと!」となるのが予想されますが(商業作品はそんなのばかり)
下半期も、エブリスタと書籍ともに読書を楽しんでいきたいです♪
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