空に焦がれる

何度目かの開花のとき

白福あずき

青春 完結
12分 (6,671文字)
久しぶりの新作緊張します……。

27 593

あらすじ

桜の蕾はまだ咲かない頃。 卒業の日、屋上で2人の男女が出会う。 *** 床田とこさまリクエスト作品。 Twitterにて「お題」を募集したところ真っ先にとこさんがメッセージをくださいました。 と

感想・レビュー 1

運命を拓く

十代。その小さな器の淵で揺れている、二人の男女の春の一日のお話です。私が激奨する短編小説。 冒頭から淡々と、まるで体温を感じさせない描写で綴られる時間は、主人公が屋上は辿り着く中盤まで続きます。そこ
4件