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5/8 コンセプトのお話
毎回――短編を書くときは特に――その作品のテーマを決めて書き始めます。
短編の場合、覚えていたら(忘れていなければ、ともいう…笑)「あとがき」で今回のテーマは〜みたいに触れるようにしています、特に最近?は。
何かを書くときに、こう言うのって結構柱になってくれるので、私にとっては作品ごとにあるこの「コンセプト」が結構重要だったりします。
ちなみに作品自体にも一応その子たちなりのテーマがあります。
下に書き出してみたらやたら長くなったのでお暇な方のみどうぞ❤️
まぁそんな感じで、一応コンセプトは持って書いてるよ、なお話でした。
というか、これがあると書きやすいだけなんです、自分が😅
(2021/05/08)
↓【以下、各作品のコンセプト的な解説】↓
※お暇な方のみどうぞ💦
■『僕惚れ』理人と葵咲
https://estar.jp/novels/25487532
付き合うまでは、一人の女の子に執着する年上男と、兄だと思っていた幼馴染を男として意識した結果、どうしたらいいか分からなくなって彼を避けてしまう女の子の駆け引きがテーマでした。
付き合い始めてからは「言わないでも分かってよ」という乙女心と「キミの事はなんでもお見通しだよ」って言う年上彼氏の余裕がテーマです。ただし溺愛が過ぎてたまに彼氏がヘタレます(笑)。それを年下の彼女が、お姉さんみたいに包み込む逆転も醍醐味。
一見片側からのみの溺愛に見えて、実は双方ともにどっぷり相手にハマっている2人(ゆくゆくは「かかあ天下」まっしぐらなところを垣間見せつつ)。
■『キス先』シリーズ 修太郎と日織
https://estar.jp/series/11769864
えっちに関してはお互いが初めての相手同士の、何も知らない経験値の低い2人が、相談しながら一緒に成長してどんどんグレードアップしていくお話(笑)。
この2人はとにかく何でも話し合ってすり合わせていきます。
「恥ずかしいことでもちゃんと相談」して「ふたりで一緒に成長する」がコンセプトの作品。
特に女の子側から「こうしたい」を伝える事の大切さに主軸を置きつつ。(男性側が「したいこと」を伝えるより、こと性生活に関しては女性側が「こうしたい」「こうされたい」を伝えるのって難しいと思うので、この作品では敢えて女の子がそれを提案して男性を引っ張っています)
日織の好奇心に振り回される修太郎の苦悩も織り交ぜつつ。←これもある種の愛の形?(笑)
日織は良くも悪くも、いつも眩しいくらいに真っ直ぐ、を心がけて書いています(笑)。
ある意味日織だからこそ、女の子側からの主張が書ける作品です。ひおたん、でかした!(笑)
■『オト温/温もと』温和と音芽
https://estar.jp/novels/25594070
https://estar.jp/novels/25611678
ドSな温和の要求に、ドMな音芽が一生懸命健気に応えようとするお話(爆)。
ひねくれ男と鈍感女というテーマもずっと根底にあって、故にお互い相手に対して苦労の絶えない2人です(笑)。
■『おさげ』奏芽と凜子
https://estar.jp/novels/25655049
クソ真面目で融通のきかない年下女子と、一見チャランポランだけどその実かなりお堅い年上男の溺愛もの。
とにかく溺愛。これでもかってくらい溺愛(笑)。
好きになったらトコトン筋を通す、ギャップ萌えの奏芽がこの作品の「柱」でした。
最初は水と油に見える二人ですが、実際は似たもの同士。結局二人ともクソ真面目なカップルです(笑)。
親である私が、我が子らに、好きになった相手に対してこうであって欲しいという願いを詰め込んだ作品です(爆)。
メインテーマは「親目線で見た、こうあって欲しい娘の理想の結婚相手」です。(歳の差があるが故に、他は完璧にしたかったともいう)
ので、ほんの束の間コンビニなどに車を置くだけでも、奏芽は律儀に店側と話を付ける、などあれこれこだわって書いた記憶があります(笑)。
■『そろくい』頼綱と花々里
https://estar.jp/novels/25558279
とにかく美味しいものを沢山出したい!
美味しいものを食べられる幸せを噛み締めたい!
私が食べたいものを出したい!
この欲望によって進んでいます(爆)。
胃袋を掴んだ者勝ち!(笑)
メインテーマは「口福」(笑)。
他の作品よりコミカルに、笑えるポイントを多めに、を課題にして書いている作品です。
■『コノカレ』宗親と春凪
https://estar.jp/novels/25768401
腹黒上司に翻弄されるコンプレックス女子のお話。
宗親の腹黒さをいかに上手く書けるか、に重きを置いていたりします(爆)。
春凪の方は、弱みを沢山握られているけれど、反論すべきときにはちゃんと自分の意見が通せる子、というのは大事にしています。
メインテーマは政略結婚から始まる真実の愛(笑)。
■『カナコイ』直行と菜乃香
https://estar.jp/novels/25795488
ズルい妻帯者と、その男に流される意思の弱い女の子のお話。
「誰かを不幸にすると承知の上で育まれる恋はやっぱり叶わない」というのがテーマです。故にバッドエンドは決定事項です。
■『月夜に歩けば』シリーズ ブレイズとパティス
https://estar.jp/series/11768829
異種族恋愛譚。生の長さが違うもの同士の、「交わることが可能な部分と、絶対に交われない部分」がテーマです。
長い目で見ると、悲恋ものということになるのかな。
■『幼なじみ』シリーズ 秋連と忠成
https://estar.jp/series/11767502
幼なじみ=同性を好きになってしまった秋連と、ノンケの忠成のじれじれBL。
好きになった相手が同性であるが故の攻:秋連の苦悩と、恋愛感情には応えられないけれど幼なじみを失うのは怖い受:忠成の葛藤が本編のテーマです。
短編は少しライトに幼なじみとしての二人のあれこれを書き綴っています。
※番外編(恋愛以外のジャンル)
■『幽現屋』シリーズ
https://estar.jp/series/11768984
不思議なアンティークと、それに呼ばれた人が辿る不思議なお話がコンセプトのオムニバス形式のお話。
どんな特徴を持つアンティークを出すか?から話の構想を練ります。
■『玉封師』シリーズ
https://estar.jp/series/11767774
妖怪退治もの。
みんなあれこれ背負っているものがあるんだよね、がテーマです。
毎回和歌などをひとつ取り上げています。
どの和歌を取り上げたいか決めてから、その和歌の「歌意に沿った想いを持つ者」を主軸に、話を作り始めます。
■『使い』シリーズ
https://estar.jp/series/11768609
霊媒師もの。怪異のことならなんでも解決…の予定。(短編はギャグ)
女好きの妖叶利と、目つきの悪い青年実嗣のコンビ。
お互いに足りない部分を補い合うコンビ、というのがコンセプトです。
既存の妖怪の中から何にスポットを当てるか、から話し作りに入ります。
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