男嫌い

私を特別だと言った貴方が嫌い。そして狂わしく恋しい。だからこそやはり、憎い。

駒田

10分 (5,911文字)
これを純愛だと言ったら叱られますでしょうか…

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あらすじ

実里は、納得できない屁理屈に耐えながら働いている。たまに会う飲み友達の聡介が憩いだった。 その聡介から誘われた事で思い出した。 私の理不尽は全てここにあった。 R3.6.13

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

愛しあうという幸せ

実里は潔いほど愛情のない家庭に育ち、聡介は一見愛情に似た所有欲の犠牲になりながら成人しました。 競いあったり値踏みしたり奪ったりできるものを総じて愛とは呼べません。 実里も聡介も愛を知らないから、
ネタバレあり
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愛憎は表裏一体。

かなりズレた感想になるかと思いますが御容赦ください。 愛情の裏返しは無関心だと聞きます。 愛情も憎悪も対象者にこだわり、関心を向け続ける点では、兄弟姉妹みたいに近い感情なのでしょうね。 特別でいて
ネタバレあり
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