愛してたのに。

「ああ、それでも僕は、君を愛さずにはいられない。《それら》と何が違うのだろうな」

安積みかん

ホラー 完結 過激表現
7分 (3,875文字)
海月三五さんのホラコン参加作品です。

33 2,019

あらすじ

恋人からプロポーズされた「私」は、「結婚前にあなたの全てを知りたい」と伝える。快諾した「彼」が見せてきたスマートフォンには、衝撃的な写真の数々が保存されていた。 「あなたが撮ったわけじゃないよね?」

感想・レビュー 2

サイコパスへの哲学、俯瞰されて還ってくるありふれた日々。

 わたしはあまりサイコパス系のノンフィクションや小説を読んでいないので、サイコパスの人物造形はわかりませんが、科白の端々に、作者である安積さんのサイコパス哲学がずーっと流れていて(最終ページ除く)これ
ネタバレあり
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サイコパスホラーの恐怖

殺人犯の精神構造は理解できない。 しかしもっと理解できないのは、その相手と一年間夫婦生活をした主人公の気持ちかもしれない。 自分に危害が加えられないように、今まで通りを演じたことは分からなくもないが、
ネタバレあり
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