今日一日の終わり鐘を聞きつつ歩く【短編】

妄想コンテスト「お迎え」優秀作品選出。雪野かぜさん主催の自由律からはじまる物語参加

海月三五

恋愛 完結
9分 (4,979文字)

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あらすじ

今は、亡きいとこへ捧ぐ物語 表紙は、イラストACぶたらっこさん

感想・レビュー 2

『二人のめぐり合わせは酷なようで、それでも甘く切ない』

10年ぶりですか。そんな久しぶりの再会には何となく、ちょっとした軽口も飛ばす仲ではあるようだが、どことなくよそよそしさも感じる。それは何故なのか? 子供の頃はきっと「お兄ちゃん、お兄ちゃん、待って、
ネタバレあり

「おい、沙耶こっち」

ふたつ違いの従兄妹、沙耶との再会。彼女はあの頃よりも綺麗になり、もうすっかり大人になっていた。あの日の記憶は褪せぬまま、ようやく彼女を迎えにゆく。甘酸っぱい青春から心に沁みる再会まで、胸のときめきが止
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