忠勝伝7巻《昇猿の章》

「あれを越えろ」秀吉が言って清正の肩を掴んだ。「本多忠勝より凄い男になれ。お前にはその素養がある」

達也

4時間58分 (178,499文字)
忠勝伝7巻でございます。

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あらすじ

 秀吉の勢いが止まらなくなっている。山崎で明智軍、賤ヶ岳で柴田軍を破り秀吉は信長が築いた地盤を着実に侵食していった。天下は秀吉の物になってしまうのか。信長の次男織田信雄は秀吉打倒の軍を起こす為、徳川家

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感想・レビュー 1

益々壮大になる歴史絵巻

 巻を重ねるごとに、人物の個性は深みを増し、物語のスケールも大きくなって読むほどに没入させられてしまう。  武人たちは義侠心に溢れてひたすら熱く、家康、秀吉らの君主たちも懐の深さを感じさせる丁寧な描写
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