白く染まる街で、私は心に雪化粧をする

これが私の、ひと恋めぐり

しろうさぎ(卯月 ゆう)

青春 完結
3分 (1,621文字)

14 1,478

あらすじ

Twitterの企画に応募した作品を元に、加筆したものです。 とある冬の日の光景を1,500字に埋め込んでみました。 私は、大学に入学してもつまらない人生を送っていた。 それが、彼女の姿を見ると彩り

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

「透き通っていて、美しい文章」

まずは、素敵な作品を紹介して頂きありがとうございます。 読んでいる間中、作品の空気感にこころだけではなく、体ごと包まれてしまうような感覚を覚えました。 さりげなく、それでも美しく組まれた文字が並んでお
ネタバレあり
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手触りの良いソファで読む詩のように

 終始手触りのよい文。大きな展開をあえて望ませないような単調なその文章の中に、時折入ってくる鳥の存在、冬としての空気の在り方。それらが見事にこの短文の中で物語をつくりあげていると思いました。  セリフ
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まるで透き通るような美しさ

例えると……化粧水のようにスッと浸透していくような、そんな透明感と柔らかい美しさを感じる物語です。 表現の一つ一つが美しく上品で、綺麗な景色が目に浮かんでくるのです。 そして、そっとお互いを想い合う
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