きみの手に私の物語を残そう

先に逝くものから、後へ遺されるものへの物語

唯月湊

23分 (13,289文字)
ロマンをたくさん詰め込みました。

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あらすじ

 雪深い森の奥に建つ、一軒の瀟洒な屋敷。  「仕事」の依頼でやってきた青年がその屋敷を訪ねれば、姿を見せたのは従者に抱きかかえられた童女であった。  童女は姿に似合わぬ言葉遣いで、己の人生を物語る。

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