感想・レビュー一覧 6件

恋愛ミステリ的な

 事故により失った婚約者との思い出の喫茶店を訪れる主人公。彼が恋人との時間を思い出し懐かしむ一方で流れる別のストーリーに感じる矛盾と繋がりに、読み手は翻弄されます。  理由が明らかになり、真実が詳らか

色々、忠実に再現している素晴らしい!

オカルト信じる派として、僭越できが感想書かせていただきます。 幽霊の諸説を把握した上で作品に取り組んだのが伝わりました。 謎解き要素もあり、構成が素晴らしい。リアタイできなかったですが、さくらさんは考

音楽でもあり絵画でもあるような、美しい小説。

見事なまでの情景美。そして静かに音楽が聴こえてくるかのよう。読み進めるうちに、ふと、ほろ苦い珈琲の香りがしてきて、読者の五感を刺激する。これほどまでに巧みな描写、表現はなかなかウェブ小説界隈では出会え
ネタバレあり
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まさに愛の讃歌

本作を一読して感じたのは、作者であるさくらちゃんが今書きたいこと、書こうとしていることを8000字という制限のなかで、書き手として真摯に向き合い、心を込めて書いた珠玉の作品なのだということ。 ストー
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切なさと愛しさと…そしてミステリ!

恋した人を忘れるのに、必要なのは時間ですか? それとも新しい恋? いいえ、どちらも少し違うみたいです……。 過去と未来を行き来する時間の流れ、時間が交錯する喫茶店の特別な空気。カップからコーヒーの香
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二回読むことをお勧めします。

僭越ながらレビューさせていただきます。 喫茶店でひとり、亡くした恋人を思う男性の心中から、この物語は始まります。結婚するはずだった人との運命が違えたのは思わぬ交通事故。 男性と女性の視点を巧みに交代さ
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