Polka

Crispr(クリスパー)-Cas9(キャスナイン)、ゲノム編集で天使は如何?

蜜原みな子

SF 完結 過激表現
38分 (22,294文字)

21 2,884

あらすじ

 マイナーながら幻想文学マニアに支持されている作家の窪田夏姫。彼女がウィーン少年合唱団のコンサートに足を運んだことからはじまる硝煙と黄金(きん)の蜜の日々。  そしてゲノム編集企業フレガータ社の極秘プ

感想・レビュー 3

純粋培養天使の来し方行く末

思えば昨年末、とある新譜CDジャケットをめぐり著者のみな子さんと盛り上がりました。 「やばい何これマジ天使」 語彙力をはるか彼方に放り投げてしまう存在がジャケ写を飾っていました。言うならば、地上に舞い
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蜜原氏のテーマを今も探している……

 蜜原氏は「今」に敏感な方である。  それは氏のエッセーを拝読していればよく分かる。  今回の作品は混沌とした「今」に対する蜜原氏の思いが込められているのだろうと思う。  企業によって人工的に育成され
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美しいのは歌声ばかりでなく

豪奢なライナーノーツをありがとう!わたしも夏姫さんたちといっしょに、美しさを慈しむひとときに恵まれました。みな子ちゃんの「好き」が無理なく昇華されてて、小説としての完成度、読み応えが格段に向上してきて
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