咲麗

その人のために。

YUKIMU

21分 (12,299文字)
咲麗は『さきうら』と読みます。桜という花の名の語源の一つであると言われています。

2 20

あらすじ

 明治20年代、横浜の居留地で数物の絵師として働く喜平は、万人が使う道具を彩る絵を描くことに徹するというこだわりを持つ男である。自らが描いた絵を見る人の顔に興味はなく、その人も絵師自身に興味を持たない

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