魂の旋律 第六章 ~離郷する者達~

母、尚子は、恵海を産んで亡くなった。尚正は、独りで生きていくために旅立つ。

大原の貴公子

2時間41分 (96,066文字)
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あらすじ

尚子が亡くなって10年後、日本は、空前の経済成長期を迎えていた。旅館では、尚正の演奏会が好評を博し、その日は尚子の命日、大盛況の中、ホセ、尚子を知る北畠達が、思いをはせながら尚正達の舞踏演奏を見ていた

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