小さな運び屋

幼いわたしにとって、約束は絶対でした。

宮野灯

14分 (7,998文字)
幼い頃の約束、覚えていますか。私は「ジュースで氷を作らないこと」という祖母との約束が忘れられません。

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あらすじ

決して左の道に立ち入らないこと。 それがわたしと山の上のお姉さんとの、唯一の約束でした。 優しいお姉さんの、厳しかった唯一の言葉。 破る気などありませんでした。ですが、ふとした一言を受けて、 わたし

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