作品トップ
定められた道をたどっていたはずだった。けれどそこには多分、彼も知らない哀しみがあった
緒川ゆい
13 145
…1ページ
…2ページ
…3ページ
…4ページ
感想・レビューはまだありません
沈黙の貴公子は、風呂場で鼻歌を歌う
換気扇の向こうでもいい。歌って
寝室は別にしたいです、と彼は言った。
この日が続く限り
桜雨と俺の矛盾
四月一日の白雪姫
白亜の塔の君を河津桜の根元で待つ
踏みつけの桜
おにぎりは太陽に焦がれて
冷蔵庫になりたい私は
くらげのように強く柔らかくたゆたうように書いていきたい
この作品に関して報告