受賞

夕焼け空と色彩の魔術師

真っ黒な私の世界を変えたのは、一人の色彩の魔術師

如月六花

14分 (7,938文字)
『黒』は一つじゃない

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あらすじ

中学2年生の虹花(ななか)は5年前の事故以降、人の感情が様々な色で視えるようになった。 しかし自分の感情だけは何故か黒、どんなに感情が揺れても黒でしかない。 虹花は、自分が本当は事故で死んでいるのでは

感想・レビュー 2

誰よりも光を見ることができる少女の色は——

事故にあってから人の心の色を見ることができるようになってしまったことに悩む少女虹花。 少女は自分と同じ世界を見る人を探すために、その世界を絵にしていく。 だが、誰よりも人の心の色を見ることができる
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黒色に対する印象ががらりと変わる

他の投稿作品もいくつか拝読して、そのたびに「登場人物が生きていて応援したくなる(物語の結末まで見届けたくなる)」と思いながら読み進めていました。 その中でも特に『夕焼け空と色彩の魔術師』に対する思いの
ネタバレあり
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