スルタンの寵姫は一振りの剣で黒豹に変わる

“静かな虎”と呼ばれる若きスルタンが密林で出会ったのは、弓矢で虎を射止める美しい村娘だった【ファンタジーコン向け】

乃上さり

23分 (13,463文字)
ロマンスファンタジーコンテスト向けに『ご恩返し』を加筆改稿しました。旧作読んだ方はスルーしてくださいね!

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あらすじ

遠く海を隔てた熱帯の国。 若きスルタン(国王)は善政を行い、『静かな虎』と呼ばれて国民に敬われていた。 彼が密林に虎狩りに出向いた際、弓矢で虎を射止める美しい村娘マヤを見初め後宮に連れ帰る。 彼女は前

感想・レビュー 1

こういうロマンスファンタジーを求めていた!!

とても13000文字とは思えない、重厚感のある作品でした。 まず最初の1ページ目から、熱帯の異国情緒に一気に引き込まれます。 国王の愛妾となる強く美しい娘、マヤ。 一夫多妻制の価値観かと思いますが、
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