シリーズの転換期になるであろう、傑作です

ボーダーラインシリーズ5作目は、主人公のヴァンが活躍する設定年代より以前の時代に遡った前作に続いて、重厚かつセンシティブな内容を丹念に描いた傑作でした。 前作でも感じたことですが、元ネタにされたとい
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さら・むいみ

重厚にして、繊細。読み応えたっぷりの、傑作です。

Watergoodsさんの作品は、これまでも何作か読ませて頂いてましたが、本作は満を持して書かれたかのような、そんな強い思いが込められたような作品に感じられました。 恐らく多くの資料を読み込んで、そ
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さら・むいみ

色々と考えさせられる作品でした

厳罰化が推し進められた世界で、いまだ「裁かれきれぬ罪」として存在するハラスメント。「より良い社会」を目指したはずの社会がはらむ矛盾が引き起こす連続殺人というテーマを、読み進むにつれ深く考えさせられる内
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さら・むいみ

サスペンスフルかつ、考えさせられる作品

ズシリと重い感触を残した前作に続く第二弾ということで、楽しみにしていました。今回は容疑者が行方不明の末に死んだものとされていた元警察官ということもあり、様々な謎と登場人物の思惑が絡み合い、最後までどう
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さら・むいみ

胸に響く作品でした

どうなるのかとハラハラしながら読み続けて、予想していた中で最悪とも言える展開になり、迎えた結末に胸が詰まるような思いでした。現在は二作目に取り掛かっているとのことで、主人公がこの先どんな変化を遂げるの
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