BORDERLINE Ⅱ Case 02 焼け墨

人は何のために働くのか――広告宣伝用の刺青、コマーシャルタトゥーが皮膚ごと焼かれるという奇妙な事件の陰に潜む真実とは。

watergoods

ミステリー 完結 過激表現
2時間53分 (103,232文字)
ボーダーラインシリーズ第二弾です。タイトルは「やけずみ」と読みます。今回は広告宣伝用の刺青が皮膚ごと焼かれる事件です。

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あらすじ

コマーシャルタトゥー、それは格安ジュエリーブランド、アン・イヴォンヌが取り組み始めた新しいマーケティング手法だった。自社の宣伝を目的として、契約した個人事業主の身体に宣伝広告の刺青を彫らせるものだ。

シリーズタグ

感想・レビュー 2

もしも、をシミュレートした世界を体感する。

私事ですが、制度開始初期に裁判員裁判に選抜されて体験したことがあります。 語弊を恐れずに感想を述べれば、(現状で犯人が反省していなくても)考えうる罪状を贖う期間は最も軽い判決が出される——というのを目
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サスペンスフルかつ、考えさせられる作品

ズシリと重い感触を残した前作に続く第二弾ということで、楽しみにしていました。今回は容疑者が行方不明の末に死んだものとされていた元警察官ということもあり、様々な謎と登場人物の思惑が絡み合い、最後までどう
ネタバレあり
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