お互い好き同志の二人なのに、恋に慣れていないギクシャクした関係。もどかしさの中にこそ本当の恋があると思わせる、会話タッチの優れた作品だと思います。

これはこれは。久しぶりに一本背骨のとおった作品に出逢いました。 短い中にセックスや家族のことが凝縮されていて、いろいろ考えさせられました。

怖いとか、面白いとか、そういうんじゃなくて、なんとなく陰鬱な感じが後を引くって言ったらいいんでしょうか、この小説は。

この物語、好きです。余り起こらないような話をよくある話のように見せかける技術があって、可愛くて爽やかで後味の良い清涼飲料水のような感じを受けました。

若さに満ち溢れた、瑞々しい作品だと思います。さらっとしたところが良いですね。

これ、可愛い小説で良いですね。

野球が大好きな少年たちの、なにげない日常のほっこりする話、読ませていただきました。爽やかな風のような小説でした。

この小説は、びっくりです。薄ら恐ろしい感じが文章にこびりついていて、それだけで気味悪いのに、ストーリーの展開が見事で、良い意味で裏切られました。

人を死なせるんじゃなくて、人を蘇らせるという逆のミッションというところがこの物語のミソですね。面白かったです。

ファンタジーだとか妄想小説って読んだことも書いたことも無かったのですが、たまたまこの作品に出会って、こういうことだったのか！とわかりました。実際には起こらないような出来事が、生き生きと描かれていて、現

香（かおり）は、高校一年生。ひょんなことから同じ高校のロックバンドが好きになる。友達の真紀と一緒に追っかけを始めるが、その後、自分でロックを演奏したくなるのだった。「ラストソング～君への想い」の続編と

センスがあって、ウィットが効いていて、明るい。読むと幸せになれるような素敵な作品だと思います。オジサンの私でも楽しめました。

自分の正体を明かせないもどかしさと相手を思う気持ちの狭間で揺れる心が雨やどりの一夜に凝縮されて、切ない思いが込み上げてくる作品ですね。

学園ものの恋愛小説に挑戦しています。 ロックバンドの練習に明け暮れていた高校一年生の頃、気になる娘（こ）と出遭った。バンドでギター弾いているとモテるのかと思ったら、彼女が俺に近づいてきたのには、実は、

日頃、自分では気付いていないことがある。それがある不思議な現象によって、ふとわかる時が来る。そんな非日常の出来事から、主人公の過去と現在を浮き彫りにしよう、そう思ってこのショートストーリーを書きました