花にふれる

この恋愛の為に、私たちは産まれてきた。

一、二を数えて夢は現に数多の春夏秋冬(ひととせ)

階段は上り始めた者勝ち、いつか上り終える時が来る。

もっと！響味津々！

2ndシーズンスタートです！

ヴェリハーベンを探して

わたしたちは生きているのか、それとも生かされているのか。"ヴェリハーベン"に会えればいつか土を踏める日が来るのだろうか。

絶筆

姉が死んだ。史香のたった一人の姉が死んだ。家族で唯一物書きで無かった姉はそれらしく、何も遺さず死んだ。

星に駆ける

例えどんなに周囲が明るくても幸福のように星はずっとそこに在るのだ。

旅するように生きて、あるいは世界に刻むように旅して

初めて外国に来た異邦人のように、1つ1つの景色と感情を記憶したいと願う。

メディアの娘

夫の愛人になった、という美しい歌姫。しかし……

世代死

『旧世代』は社会のどこにも存在を許されなくなった。

響味津々！

コロナに負けずに好奇心育てようぜ！

疾走の鎮魂歌

わたしには、2人の友達が居た。

パンドラの箱

彼らは誰によって、何故殺されたのか？

君とママの話をしよう

話さなければ、いつか忘れてくれるだろうと心のどこかで願っていた。

ママを呼ぶよ

ママに「ありがとう」などない、って思ってた。

ここに墓標を立てよ

彼は、本当は何者だったのか？

喝采よ、今一度

「どうして俳優を志したのですか？」その質問に答える時が来た。

義憤の女神

届けられた『彼女』は血を浴びていた。

幻の夜

死ぬ前に、彼は「流星群を見た」と言った。

アルバン・ヘルツに花束を

恋は花のように、愛は綴るように

見よ、世界は今日も変わり続ける

その言葉を聞いて確信したの。「彼」は私たちに世界の広さを教えてくれる人だと。

その罪の名前は

盗まれた花言葉の詩集だけが、彼の気持ちを知っていた。

恋愛七十二花

貴方と私の恋愛模様。

叫び声よ、鐘を鳴らせ

一つの叫び声が世界を変えることだってある。

執行の証

そのマフラーは、彼の持ち物では決して無かった。

別れにコーヒーを、出会いにジンジャーシロップを

この日俺は、死んだ息子の娘に出逢った。

壊れた傘は歌わない

彼女の傘は、壊されていた。