【感想・レビュー】滝川創

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滝川創 2023/2/7 23:09

不思議な世界の中でも、人々の繊細な心の物語

ファンタジーな不思議な設定でありながら、この作品の核にあるのは人と人の繊細な物語だと思いました。基本的に優しい話ですが、主人公は勝手に傷ついて、よく考えればそれは自分自身にも言えることかもしれない

・1件

スロー・スロー・アゲイン

鮮やかすぎる夏の終わり、わたしは時を止めた。

にね

2022/7/2 更新

ヒューマンドラマ完結

18分 (10,405文字)

滝川創 2022/7/3 15:41

蝶と人はどう違って、どう似ているのだろう

蝶の成長過程と主人公の心情変化・環境の変化がリンクしていて、感情の揺れが伝わってきました。家出というノスタルジーを感じながら、登場人物たちの考えを聞いて、「成長すること」について考えさせられました。

・1件・1件

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滝川創 2021/12/24 21:00

創作と向き合うこと

本当に「絵と向き合えているのか」。この苦しみは創作をする人々の多くが経験したことのあるものではないでしょうか。そして、誰かを好きでいる気持ち、誰かの作品を好きでいる気持ち、知れ渡っていて欲しいという

・1件・1件

妖しいご縁がありまして。

少女と狐が織成す、記憶を巡るご近所ファンタジー

汐月詩

2021/9/13 更新

現代ファンタジー完結

3時間3分 (109,439文字)

滝川創 2021/9/2 22:19

優しさでつながれた日常と非日常

記憶を失った主人公が、人ならぬもののと共に記憶への鍵を探すという素敵な設定。田舎町の美しい情景と、幼少期の記憶が混ざった、綺麗で幻想的な舞台も魅力的です。この物語の軸になっているものは、「優しさ」で

・1件・2件

うそつき薬

結婚の話を断るためうそをつく薬を使った青年。その結末は…

中原　一飛

2021/4/18 更新

SF 完結

5分 (2,498文字)

滝川創 2021/4/25 16:53

正直者であることと、うそつきであること

嘘をつくことと正直にいること、どちらが自分を助けるのか、それはなかなか難しいことです。生きているとどこかで嘘をつかざるを得ないような状況に追い込まれることがあると思います。その時にどうやって対処するの

・1件・1件

なぞの秘密結社のなぞ

〈秘密結社、はじめました。〉と書かれている貼り紙を見つけた…。

中原　一飛

2020/8/21 更新

ミステリー完結

7分 (3,607文字)

滝川創 2020/8/25 14:57

なぞすぎるなぞ

ぐいぐい引き込まれるミステリーに、終わり方も華麗でした。真面目なのに笑ってしまう、楽しい作品です。

・1件・1件

セミ

夏休みを利用して田舎の祖母の家へやってきた少女……

中原　一飛

2020/8/6 更新

ホラー完結

6分 (3,476文字)

滝川創 2020/8/9 19:54

ただよう夏の匂いと、衝撃の展開

夏休みのおばあちゃんの家という、季節を感じさせてくれる作品なのですが、後半で舞台の見え方ががらりと切り替わります。短い中で綺麗に物語が展開され、良い意味でショックを受けました。セミの使い方もすご

・1件・1件

ダル・セーニョをもう一度

夜は静寂とともに、秘密の時間を連れてくる。

にね

2021/8/27 更新

ヒューマンドラマ完結

3時間3分 (109,640文字)

滝川創 2020/6/2 16:37

音楽好きな人にもそうでない人にも

音楽が衰退した世界を描く本作ですが、設定がとてもよく作り込まれていて、その世界に没頭できます。登場人物も個性的で、特にミラのお兄ちゃんが強烈でした。伏線にも緻密な構成にも感嘆させられました。ここ

・1件・1件

刺激的

ある老婆、殺し屋に変わった依頼をすることが趣味で……。

中原　一飛

2020/5/22 更新

ミステリー完結

9分 (5,013文字)

滝川創 2020/5/29 20:47

怖い老婆

依頼人の老婆が普通ではない精神を持っており、そこから狂気が滲み出ています。オチも綺麗に決まっていて、とても『刺激的』な作品でした。

・1件・1件

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滝川創 2020/5/25 16:39

漂う愛の狂気

この作品は恋愛小説であり、ホラー小説であるように感じられました。登場人物達はまっすぐに歪んでいて、それが狂気を生み出しており、ぞわっとするシーンがそこここにちりばめられています。全てがあるべきと

・1件

答えはずっとシンプルで

男女間の友情なんて

汐月詩

2020/10/14 更新

恋愛完結

4分 (2,382文字)

滝川創 2020/5/8 15:17

仲の良い二人がたまらない

二人の気の抜けたような会話が面白く、そして、その中で主人公の気持ちが見え隠れしている感じが読んでいてとても楽しかったです。終わり方も広がりがあって、好きでした！

・1件・1件

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滝川創 2020/5/6 16:36

絶妙な距離感の二人による、ほっこり恋愛

シリーズを通して、色々なシチュエーションで二人の事を見ることができますが、どの回をとっても言えることは二人の仲の良さと、幸せが伝わってくる、ということです。ベタベタしすぎず、それでもきゅんとする瞬

・1件

移り気

恋人ができた青年。彼女の心変わりが心配で知り合いの博士に相談しに行く……。

中原　一飛

2020/4/16 更新

コメディ完結

6分 (3,386文字)

滝川創 2020/4/24 21:02

テンポの良いやり取りが笑いを誘う！

自分では何も考えられない青年とそれに呆れているような博士。このキャラクターも斬新ですが、その会話がリズミカルで、笑わせてくれます。終わり方もビシッと決まる感じがスッキリしていて、気持ちいいです！

・1件・1件

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滝川創 2020/4/22 18:54

人の内面を描き出した傑作

この作品は、人間の内側を気持ちいいほどにさらけ出して、どんなに強く自由に生きているように見える人でも、それぞれが弱さを持っていて、寂しさを抱えながらも人は明るく生きていけるんだ、ということを教えてくれ

選択

真の闇とは、どんなに目を凝らしても何も見えないものだ。

にね

2022/9/29 更新

ヒューマンドラマ完結

12分 (6,755文字)

滝川創 2020/3/22 14:04

戦場にいる気持ちになりました

手に汗握る空気感、激しい戦場の興奮、そして戦う人間の心理描写、そのどれもが濃厚な文章で読むものを戦いの場に引きずり込みます。ラストシーンに息を呑みました。

・1件・3件

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滝川創 2020/3/19 21:15

元気が出ない人へ、この歌を

囚れることなく、自由を生きているキャラクターたちが素晴らしい作品です。この作品は、今を生きる全ての人への、応援ソングなのではないでしょうか。とびきり明るい気持ちをくれて、どうやって今を過ごすかを

・1件

サマーライト

目の見えない女子高生と、姿が見えない詩書きのお話です。

荻野

2020/2/19 更新

青春完結

8分 (4,508文字)

滝川創 2020/3/12 13:24

言葉ひとつひとつに心を傾ける

詩書きさんの紡ぐ言葉の情景がとにかく綺麗で、言葉ってすごいものだなあと改めて気付かされました。全体的にふわっとしている感じがまた、幻想的で良かったです。

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滝川創 2020/3/10 16:55

愛の重さは時間に比例しない

一時間で、これだけ二人の間をつなぐ力を表現できるにねさんは、本当に綺麗な心をお持ちなんだろうと思います。胸の奥が温まる、いい話です。

・1件・1件

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滝川創 2020/3/10 16:27

最後の展開が綺麗でした。

「白」という色を使った心情の描き方が美しい。今まで白に対して感じていたイメージとは、また違う白のイメージをみせてくれました。

・1件

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滝川創 2020/3/9 22:05

夢のような、幻覚のような

全てが「誰が化け物」であるようにも感じられるし、全てが違うようにも感じられる……。境目がはっきりしない、曖昧な夢のようなものに思えました。その中に、言葉にし難い魅力があります。

・1件

はつこひ

貴方の名前を知りたいと言う思いから始まる恋。絡まる視線。しかし言い渡される家の為の縁談。痛む胸、どうする事も出来ない恋。

風月那夜

2020/5/5 更新

ヒューマンドラマ完結

14分 (7,999文字)

滝川創 2020/2/25 21:07

純粋な恋の物語。

真っ直ぐな恋を見せてくれる素敵な作品です。時代設定も面白く、展開も幸せに溢れていて読み終わった後も嬉しい気持ちになります。

・1件・1件

ぼくを彩る世界

きみはぼくを可哀想だって言うかもね。でも、ぼくはきっと、きみより豊かな世界を知ってるよ。

にね

2021/8/27 更新

ヒューマンドラマ完結

7分 (4,071文字)

滝川創 2020/2/24 16:58

大切なものは心でしか見えない

「ぼく」の見ている輝かしい世界が見えました。純粋な心を持つ「ぼく」と優しいお母さんが読む人を温めてくれます。本当に綺麗なものは心で見ることができると改めて感じさせてくれる素敵な作品でした。

・1件・1件

資金調達

自分を殺してくれと依頼したが、なかなか実行されず……

中原　一飛

2020/2/19 更新

ミステリー完結

6分 (3,290文字)

滝川創 2020/2/24 16:31

なんとも冷たい殺し屋システム

まず、このシステムを思いついたのがすごい。両者に有利なこのシステムは現実でも使われていそうだと感じました。それにしても冷酷な世界ですね。起承転結がはっきりしており、ヒヤヒヤさせてくれる面白い作

・1件・1件

金曜日のにおいがする

全部言わなくても、全部わかってくれるのは君だけ。駅までのバス、君といっしょに乗りたいと思う。

ナラクーラン

2020/2/15 更新

恋愛完結

4分 (1,805文字)

滝川創 2020/2/24 14:46

もどかしい気持ちから出た言葉

胸がいっぱいになるその感覚が感じられるような作品でした。何かをしたいのに、何をすればいいのかわからない。何かを言いたいのに正しい言葉が見つからない。そんな気持ちが伝わってきました。

・1件・1件

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滝川創 2020/2/24 14:00

幻想的な世界の終わり

情景描写が美しく、地球が終わるその前の寂しさ溢れる地球の光景が目に浮かぶようでした。静かな最期が、余韻に浸らせてくれました。

・1件・1件

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滝川創 2020/2/21 17:32

ストーブの炎のように温かい最期。

親子の照れ隠しの間に垣間見える愛が胸に来ました。泣けます。

・1件

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滝川創 2020/2/14 15:57

優しい気持ちになれます。

「好き」が伝わってきて、切なさと温かさで胸がいっぱいになりました。この気持ちはどんな隔たりがあっても通じ合うのだろうなと感じました。

・1件

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滝川創 2020/2/4 19:38

伝わって欲しいその気持ち

短い文章の中で人物の心情描写が見事に描かれています。読みやすい文ですがその一文一文が美しい。感情を揺さぶる一言が見事です。

・1件

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滝川創 2020/2/1 14:51

雪解けのような物語。

全体に神秘的な雰囲気が漂っており、静かな世界観に耳を澄ませたくなります。表現はとても美しく、登場人物はいい味があり、共感できるキャラクター、そして引き込まれる展開がつづくのでどんどんページをめくって

・1件