文章のリズムが気持ちよかったです。すぱっすぱっと文章が連なるのが、青春だなと。みけちゃんの可愛げはそんな若さだなあと思います。 　それからピーマンを抜くって、素敵です。多分深読みですが、自分の青臭さ

勧められて今更ながら読ませて頂きました！！ 星の王子さまのような可愛げのある物語から、ガラッと変わりかなりハードな世界観というギャップが綺麗にハマっていました！ 最後のオチではそのふたつが絶妙に絡まっ

　妙に明るく、冗談めかして話すロボットが切なさを演出していてとても良かったです。最後には無機質が残るのも根源的な存在価値と無意味になってしまったそれを思わせます。 　加えて、感謝の対義となる当たり前と

　舞台が緻密に設定され、実際には体験し得ないその世界観への導入の階段となっている点が素晴らしかった。この世のどこかに存在しているのではと思わせる程の説得力とリアリティが、機械を思わせるような整った文体

破局、同棲の解消というシンプルな舞台設定の上で描かれる男性側の細かな心理描写が素晴らしかった。別れが決定した後の微妙に諦めきれない様子や、ふとした時に相手のことを思い出してしまうところ、相手に言われた