π乙侍

繰り返されるワードの意味を考えて

「赤い紅を引く」という意味が何なのか、数度読み返して考えたところ、「あぁ、口紅のことかな」と思い至りました。 赤を生命力の色と考える主人公にとって、所謂ルーティンのようなものなのか、と。 そう踏まえた
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π乙侍

巧みな比喩表現に考察が捗る

拝読して思ったのが、比喩を映像として描けているということです。 すもも然り、積る埃然り、頭の中でイメージがしやすいですね。 生にひん剥かれた心臓、という心の痛みが実に伝わる表現、見事です。 そして
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π乙侍

青春の一幕を捉えたお話

雨の日の光景が浮かぶ描写が良いですね。 初々しいやり取りも好きです。 気になるのはサブタイの「狸の嫁入り」の是非。 恐らく狐の嫁入りの反対を表現したかったのだと思いますが、あえて狸を使うなら物語中に出
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哀れな赤いちゃんちゃんこ

1パートがやや冗長気味に感じましたが、コンセプトは好きです ラストの床屋ネタみたいな短くスパンと来る感じが全体でもっとあると良かったですね
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π乙侍

色の持つイメージを生かした情念溢れる作品

普通、白の反対と来れば黒をイメージするところを、この作品では赤を対比にすることで、灰色ではなく「ピンク」を清濁併せ吞むイメージにしたのが面白いです。 オチもあえて怒りや悲しみといった言葉を用いず、色だ
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π乙侍

幼少期の未熟な感情を描いている

些細な苛立ちから大きな過ちを犯しそうになった、幼子の感性を生かした作品です。 最後、まゆの口を「地獄の入り口」と表現しましたが、結果的に主人公を律したのは人形の方なので、そっちにホラー要素を集中させた
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π乙侍

世界観の下地は好み

「主人公たちの方が、この世の理に逆らっている」という設定が良いですね。 アウトローものは大好きです。 気になる点としては、書く能力の副作用でしょうか。 強い力には必ずリスクを伴います。 ヒロインの五感
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π乙侍

完結……にしてはオチはまだない印象

唐突に殺しの現場を見せてくるだけで、そこへの盛り上がりもないため、ただイカれた少女がいましたで終わってしまった作品ですね。 少女であることを生かすなら、年相応のあどけなさや愛らしさをもっと読者に示して
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π乙侍

丁寧に上げて、落とす

綺麗な薔薇には棘がある、とは主に女性に対して使われる言葉ですが、この男はさしずめ花を腐らせる毒蟲といったところでしょうか。 惜しいのは字数の関係で騙された後の心理的描写が間に合わず、絶望感の演出がやや
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π乙侍

呪いの少女と純朴な青年の間に紡がれる絆

短編という制約上、これからどうなるかという部分で終わっているため、長編で見てみたいと思いました。 呪いが身体に触れただけで移るという描写ですが、接触感染(汗や血液などの体液)によるもので手袋などの着用

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π乙侍

パンチの効いた結末にゾクリ

四十九日とは来世への行き先が決まる重要な日時。 赤ん坊がそれでも現世の母への回帰を望んだのは、ちゃんと生まれたかったという儚い望み故なのかもしれませんね。
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π乙侍

この先の展開がほんわかと示唆されている

方言による優しいタッチと温かみのある世界観の裏に、待ち受けるのはあの凄惨な……夢見枕に立つほどの理由ですね
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π乙侍
どもども。今更ではありますが、機種変更により更新停止したこの作品の元作者でありますw まぁもう誰もおらんか(適当 この作品消去不能になったがまぁいいや 奨学金勝ち取ってボチボチ頑張っとる、