漂流

それは、果てなく続く青という名の絶望だった――

あい

6分 (3,085文字)

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あらすじ

雲一つ無い青空が、どこまでもどこまでも広がっている。四方を見渡せば、島影一つ見えぬ大海原。 どちらを向いても、青しか無い。 幸蔵は、江戸へ戻るため、ひたすら艪を押し続けた。

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