yom yom短編小説コンテスト

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yomyom編集長 一問一答

作家のみなさんの創作活動に関する質問に、yom yom西村博一編集長がお答えします。質問投稿はTwitterのつぶやきに「#ヨムエブ」のハッシュタグを入れて呟くだけ!回答は毎週木曜、イベントページ内に更新!

※採用された一問一答はyom yom別冊号に掲載されます。
※編集長が回答する質問はエブリスタ編集部で集約・編集します。すべての質問に回答できるわけではないことを予めご了承ください。

今週の一問一答

SaYAka

文章に慣れてないので書きたいことはあってもなかなかまとまった文が書けません(;_;) 何かコツなどあればアドバイス下さい。

#ヨムエブ

2017.10.19

yomyom 編集長


ただ長いだけなら簡単ですけど…
あえて乱暴に言えば、ただ長いだけの文章って簡単ですよ。たとえば「勇者の前に龍が現れた。→勇者は魔法の剣で龍を倒した。→勇者は次の部屋に進んだ。→勇者の前に別の龍が現れた。→勇者は魔法の剣で(以下、繰り返し)」みたいに出来事だけをつなげていけば、永遠に終わらない文章が書けますから。
 でもSaYAkaさんの質問は、そういう話ではないですよね。始まりがあって終わりがある物語を書くのが難しい。そういうことだと考えていいですか? もしそこで悩んでいるなら、小説の大切な部分に知らぬ間に手を伸ばしているのだと思います。

「プロット」って、つまりなに?
 唐突ですが「ストーリー」と「プロット」はどこが違うのでしょう。かつてイギリスのE・M・フォースターという作家は、次のように説明しています。
①「国王が亡くなった。そして王妃が亡くなった」は、ストーリーである。
②「国王が亡くなった。そして王妃は悲しみのあまり亡くなった」、はプロットである。
 違いは「悲しみのあまり」という“因果関係”の部分にあります。①は出来事の並び順だけが記されており、②は因果関係、平たく言えば「なぜそうなったのか」も記されています。(①では、王妃は国王と関係なく、交通事故に遭ったのかもしれません…)
「書く前にプロットを作ろう」というようなアドバイスは聞いたことがあると思いますが、それはこの「なぜそうなったのか」が小説にとって決定的に大切だからです。冒頭に挙げた勇者の文章には、「なぜ?」がないですよね。
いま、SaYAkaさんの頭の中に「小さな男の子が泣いている」という書きたい場面が浮かんでいるとします。彼はなぜ泣いているのでしょう。お母さんとはぐれたから? なぜはぐれたのでしょう。お母さんは妹を探しに行ったから? なぜ妹を探すのでしょう……。この「なぜ?」のつながりによって物語は始まり、終わります。そして何よりも、この「なぜ?」を想像してゆくことが物語を書く一番の楽しみかも、と個人的には思っています。

まだまだ皆様からの質問を受付しております!質問の投稿は「#ヨムエブ」でツイート!

スケジュール&賞典

募集期間 2017年9月15日(金) 17:00:00~ 2017年11月30日(木) 23:59:59
結果発表 2018年3月16日(金)

●大賞(1作品)
・編集長講評
・yom yom本誌全文掲載
・別冊号掲載
・賞金3万円
●優秀賞(数作品)
・編集長講評
・yom yom本誌抄録掲載
・別冊号掲載
・賞金1万円
●入選(数作品)
・編集長講評
・yom yom本誌あらすじ掲載
・別冊号掲載

募集内容

「yom yom短編小説コンテスト」は、創刊10周年を迎えた新潮社の文芸誌「yom yom」に作品が掲載され、編集長から作品講評がもらえるコンテストです。入賞作品(大賞~入選)は講評と共に、2018年4月号(3月16日配信)のyom yom本誌で紹介されます。また、受賞作品と講評が載る別冊号も刊行され、エブリスタが主催/出展するイベントにて販売します。

さらに、コンテスト募集期間中、「編集長一問一答!」を同時開催!作家のみなさんの創作活動に関する質問に、yom yom西村博一編集長がお答えします。質問投稿はTwitterのつぶやきに「#ヨムエブ」のハッシュタグを入れて呟くだけ!回答は毎週木曜日、イベントページ内に更新されます。

※採用された一問一答はyom yom別冊号に掲載されます。
※編集長が回答する質問はエブリスタ編集部で集約・編集します。すべての質問に回答できるわけではないことを予めご了承ください。

【yom yom西村編集長のひとこと】
何年たっても蘇る光景ってありますよね。よいことでも、あるいは早く忘れたいような出来事でも、なぜか時どき心が自動再生を始めるような。それはきっと、あなたにとって人生の真実が姿を見せた瞬間です。短編小説は、ただの「短い話」ではありません。たくさんの方々の描く真実の瞬間に出会えることを楽しみにしています。

応募要項

1)5000字~20000字の短編小説作品 2)完結必須 3)ジャンルは自由です

※お一人様、何作品でも応募頂くことが可能です。

※新作推奨ですが、過去作・他の賞で落選した作品を上記の形に再構成して応募戴くのも歓迎です。

※エブリスタ内の他公式イベント(重複応募を許容しているイベント)との重複応募も可能です。

※エブリスタ上での有料作品・無料作品のどちらでも応募可能です。

※非公開作品は審査対象外となります。

※エブリスタ内の公式イベントや、他サイト等の文学賞で過去に受賞した作品は選考対象外とします。

※応募締切り後の作品編集可。ただし、審査は、締め切り時点2017年11月30日(木)23:59:59のデータで行います。

※文字数カウント(空白・改行を除く)/旧文字数カウント(空白・改行を含む)どちらかで文字数を満たしていれば応募可能です。

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