遅れ馳せながら、読ませて頂きました。 最初は、単純な近未来を舞台にしたクライムサスペンス物かと思ったのですが、非常に凝った内容で、「そう来たか」と唸ってしまいました。 過去と現在の繋ぎも良い感じで

【祀未世、14歳。無期執行猶予死刑囚】 　残虐かつ衝撃的なオープニングから始まる今作は、単なるサスペンス小説やホラー・スリラーとは一線を画す、上質のディストピア小説として成立しています。 　最近も

小説のはじめっから読者を引き付ける展開！ ぐいぐいと話にのめり込んでいきました。 そして徐々に愛を知り、行動するミヨの姿にはハラハラさせられました。 クローンとその取り巻く設定も、話の組み方もすご

桜井あゆみさんから紹介され、読み始めました。 まだ二ページ目なのですが、どうしても伝えたくて。。 レビューはまた再度します！ 出だしから引きこまれます。 なんだろ 灰色の中で真っ赤なものがスプラッ

読み始めから金づちで頭をぶん殴られたような衝撃を受けました！ 紹介してくださった君丸さんとキュリサンさんに感謝です。 電子書籍大賞最終まで残られたのが納得のクオリティで、なぜこれほどの作品が選ばれ

慈しみや信頼が何層も何層も重なって、初めて愛する気持ちを知るのだなと思いました。 そうして自分が何者か、何をすべきかを理解する。 周囲の人たちあっての存在と気づけばこそ、｢命は自分のものではない｣

とってもおもしろかったです。 物語の主人公、祀未世がとっても魅力的でした。 普通ではない人って、物語の中で魅力を放つのだと思いました。 物語の節々に、祀未世という人物について考えさせられる場面が

内容はとても簡潔かつ凝っていて面白かったですが、一つ残念に思った点がございました。 サトシには理由はどうあれ裏があったのに、ミヨに自分が死刑囚だと告白されて、『普通の人なら当たり前だが、死刑囚には難

読破致しましたので、感想を。 子は親の鏡と言いますが、研究に没頭するあまり人と触れ合う事を疎かにしてきた影響がヒロインにもしっかり表れてますね。 主要な登場人物は執着心を原動力としていますが、愛情