時計回りの時限装置

明日の自分に期待し続け、ここまで来てしまった。『屋上倶楽部シリーズ』第一幕。

冨森駿

2時間46分 (99,590文字)
数あるエブリスタ作品の中から見つけていただきありがとうございます。少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

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あらすじ

2015/11/3【完結】 2017/4/17 公募規定に合わせて『孤高の連弾譜』以降を別作品として切り離し再編。本作に新章『ただ春の昼の夢のごとし』『そして、日常への収束』を挿入のうえで再公開。

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感想・レビュー9

放課後屋上倶楽部. 本作品ではその名の通り、放課後の屋上に集う学生の面々が繰り広げる日常の謎への推理の応酬が描かれる。 ハウダニット(トリック)、ホワイダニット(動機)そして、フーダニット(犯人)。 既に子供では無い論理的な研ぎ澄まされた思考力と、未だに大人に成り切れない瑞々しい未熟さが同居し、葛藤している彼らに眩しさを覚える。 作中に描かれる青春真っ只中の若者達の苦悩と自分達の殻を破ろうとするその志は、 詰まるところ屋上に吹き渡る風の如くどこまでも爽やかだ。 個人的には、途中に出てきたカップルの前に現れた集団の謎にしてやられました。
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文章であったり、登場人物の魅力であったり、展開であったり、そういった内容の話をするのはとても苦手なので割愛しますが、この作品を読んで感覚的に受け取ったものは、「美麗」という印象でしょうか。 矛盾のないミステリ。登場人物達の違和感のない会話や思考、行動原理。まず前提として小説に必要なこと、やるべきことをきちっとやっている事は、ストレスを感じさせない物語が物語っていますね。そして作品の大部分を占める主人公の心理描写が、なによりも綺麗に物語の世界観を作り出しています。 小説に法則があるのかはわかりませんが、数学的な美しさを、ミステリで感じられるよな、そんな作品だと感じました。 ただ、若干ながら既存作
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 たいへん面白かったです。  リーダビリティに溢れた文章、親しみを持てる主要人物たち、魅力的な謎、全体的に明るい雰囲気等、読んでいて楽しかったです。読んでいて思っていたことがエピローグで示されて、非常にすっきりしました。 1話。提示される2つの謎。おそらく全編に渡って登場するキャラクター紹介のために、2つの謎を一緒にしたんだろうと思います。特に後半の謎でレーン4部作が登場するのが好きです。 2話。終盤のリミットミステリー展開が好みでした。最初の浅尾さん登場時のフミアキが披露する推理は、ホームズを彷彿とさせます。 3話。文化祭に並行して次々にトラブルが発生する。イベント王という催しが面白
ネタバレあり
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その他情報

公開日2015/4/8
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