不慮の事故というものは、一瞬の出来事。 でも、それが自分の人生、周りの人をも変えてしまう。 最初は、八つ当たり、僻みなどぶつけていたけど虚しいだけ。 風、木々、草花が話しかけてくれる。 そして、心も穏

　以前も（シリーズではない）短編を読ませて頂きましたが、長編の猛々しさと打って変わり、短編は幻想的なストーリーになるのがりふるさんの一面ですね。 　書き方としても詩的であり、主人公のボンヤリと思考する

突然、不慮の事故により身体を動かすことができなくなった主人公。 いくつものタラレバを思わずにはいられない。 しかし、やがてショックや怒りは通り過ぎ、諦めの境地に至る。 家族だけでなく少女や運転手、事故

　第2回コサキサク賞に参加ありがとうございます。レビューに参りました。 　事故や病気で動けなくなった人って、小説やドラマでは健気に前向きに書かれがちですが、この主人公は諦念が強くそしてそれがリアルに感