受賞

春の雨に彼は傘もささず、

ぼうっと花見をするみたいな無頓着さで、傘もささず一人で雨の中ベンチに座っている彼は…

永野水貴

13分 (7,698文字)

37 148

あらすじ

ある雨の日、わたしは通勤途中にある公園で、雨にうたれながらぼんやりベンチに座る一人の青年を見る。 気になりながらも一度は通り過ぎる。それからしばらくして、また彼がベンチに座っているのを見かけたわたしは

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感想・レビュー 1

使う言葉がとても好きです

このサイトで、一番最初に読んだお話です。 短くても心に残る、切なくて素敵なお話でした。 何度も読み返しています。
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