海の民の子供たち

海を越えて水軍が運ぶのは花嫁。だが寄港地で陰謀が! 水軍ファミリー活劇!

時野みゆ

1時間19分 (46,843文字)
「後日談 海の民の子供たち+α」完結しました。お世話になった皆様、ありがとうございました。

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あらすじ

 勇利と梨華は八歳の双子。勝気で武術に秀でた妹の梨華に比べ、兄の勇利は頭はいいが、ちょっと気弱。  母の阿梨は長として父の勇駿と共に水軍を率いている。  今回の水軍の仕事は海を越え、花嫁を送り届けるこ

感想・レビュー 5

双子の冒険譚と家族の愛……

二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 結ばれた阿梨、勇駿の間に生まれた双子の兄妹、勇利と梨華…… そんな一家が仕切る水軍が受けた依頼は、[花嫁の護衛]…… そんな目出度い話も[国と国の婚姻]となれば
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胸躍る冒険が待っていると感じられる、ワクワクする書き出しでした

冒頭の訓練シーンで勇利と梨華の個性の違いを上手く浮き彫りにしています。ストーリー構成も見事です。各国の情勢を最初に説明するのではなく、主人公達の立場と、目的を明らかにしてから、解説している。作品の世界
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とても愉快で優しい冒険物語でした

拙文ながらレビューを失礼いたします、 私はこのシリーズのファンでして、本作も一気読みしたいところを少しずつ読み進めながら楽しませていただきました。 前作までは切ない人間模様を織り込んだ歴史ドラマの風合
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