海の民の娘

海に生き、いつか海に還る──。王女にして水軍の長・阿梨の生きざまとロマンス

時野みゆ

40分 (23,621文字)
続編「海の民の子供たち」完結しました!

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あらすじ

 海の上、王都へ向かう水軍の船の中で生まれた姫君。  幼い勇駿はその小さな儚げな姫を守ろうと決意する。  が、十七年後。美しく成長した姫は、護衛である勇駿より強くなっていた……!  羅紗の国王を父に

感想・レビュー 5

勇駿の視線から語られる阿梨がどんどん魅力的に描かれていくところがいいです。 語り部的な勇駿の思いも伝わってきます。 何よりスルスルと物語の世界に自然と入り込んでゆけるリーダビリティの高さは相当なもの
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今回は、前作に出てきた阿梨が主人公ということでとても楽しみにしていた作品です。 そして、やはり阿梨という人物は期待を裏切らない女性でした! 武術は男よりも強く、頭も切れる!かと思えば、抜けてたりす
ネタバレあり
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二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 波と潮風に迎えられて生を受け、帆とともに海を征くことを自ら求めた羅紗の王女、阿梨…… 族長に仕える家に生まれ、[長]である阿梨に忠誠と恋心が混ざり合う
ネタバレあり
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