伯父からの手紙

伯父の告白に僕は背筋が凍る。

青鷺たくや

7分 (3,779文字)
「手紙」がお題ということなので。

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あらすじ

中1になった僕はなぜか伯父の家に呼ばれ英語を習う羽目になって・・・。

感想・レビュー 3

リアリティのある描写、とても良いですね

親戚のおじさんの性格や言動、おじさんの住まい、出てくる実在の地名などが巧みに組み合わされていて、リアリティのある描写だけに注目しても楽しく読めてしまいます。 『親戚あるある』なエピソードで読者の共感を
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しんみりだけど、あたたかいお話でした

カオルさんの理由を、当時の僕が知ってしまっていたら反発したり動揺したりできっとこんな濃密な6年間は過ごせなかったと思います。歳月を経て、そして手紙という形だからこそ受け入れられた想いなのかな、としんみ
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静かに胸に迫る物語

とてもよい小説だと思いました! 少年の目から見た世界、カオルさんの目から見た世界。同じ世界のはずなのに、全然同じにならない。それは年齢のせいでもあるし、また、そのひとの個性のせいでもある。 こういうこ
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