24マート 緑二丁目店

ほっこり話になれば良いな

山城 木緑

14分 (7,999文字)
リハビリ的な作品です。読みにくいかもです(>_<)

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あらすじ

根岸は会社員を辞め、ずっとフリーターとして24マート緑二丁目店に勤めている。 根岸はいつも猫缶を買って帰るお客様の仕草が好きだった。 毎日一個買って帰る猫缶。その猫缶が途切れた。ただの店員と客。猫缶を

目次 1エピソード

感想・レビュー 4

まるで、応援歌のようでした

何が些細で何が大ごとかなど、それは他人には計り知れず、当人は時に何年も何十年も前に進めなくなってしまうことがあります。 この作品の登場人物は主人公含め、決して特別な人ではなく、自分も含めどこにでもいる
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世界の誰もが脆く、儚く、そして強いから

進めなくなって、立ち止まって、前を向く事さえ出来なくなる。人間誰にでもそういう可能性があって、きっかけさえもそれぞれで。 この物語の主人公は、まさにそうなって五年も停滞したままの男でした。 彼は、劣
ネタバレあり
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ほんの些細なことで、人は

人が落ち込む理由も、人が立ち直る理由も、決してドラマティックなものでなく、ほんの些細なことが原因であるということを感じさせる、とてもリアルなヒューマンドラマでした。 ただし、ほんの些細といっても、ど
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