さかしまの骨噛み

書かずにはいられなかった。そんな作品です

有月 晃

ヒューマンドラマ 完結 過激表現
11分 (6,335文字)
【短編 No.18】執筆期間 2020.02.18 〜 2020.02.23

7 153

あらすじ

暦が晩冬を示しても、欧州屈指の連峰がもたらす冷気は緩む気配を見せない。 幾重にも無機質に立ち並ぶ相似の建物群を抜けて、大学寮敷地の北端へ。運営事務所に隣接する煉瓦張りの平屋に身体を滑り込ませる……

感想・レビュー 2

禁忌

筆者の感性が淡々と、静かに、それでいて強烈なインパクトを残す作品。 淡々と川が流れているような静けさを感じるでしょう? でも、私は逆で随分、熱い作品であるように思うのです。なぜなら骨噛みというそのもの
1件1件

素敵でした!

ネタばれ含みます‥‥ タブーである題材なのに、重々しくなくサラリと受け入れることができてしまう文章。 ショートムービーを見たような気分になります。 2度目に読んだ後に、じわりと思い出す「タブー」とい
1件1件