受賞

天方家の女中さん

昭和初期、少女が女中として働くことになったのは、奇妙な噂の絶えない天方家。しかも奥様は幽霊で…

黒崎リク

3時間16分 (117,415文字)

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あらすじ

 時は昭和初期。天涯孤独の少女・結月(ゆづき)は霊感が強く、周囲の人達に気味悪がられていた。奉公先を出され、田舎から帝都・東京に出て仕事を探していた結月は、天方(あまがた)家で女中として雇われる。  

感想・レビュー 1

どこまでも温かく優しい物語

怪しさの中に、生きとし生けるものの優しさが詰まった美しい物語。主人公を取り巻く環境や色彩の表現が見事。あっという間に物語の世界に引き込まれました。仔犬のシーンは完全に泣きました。あと前編通して美味しそ
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