流山医院

子どもだった頃私が一番怖かった場所。それは「流山医院」。やがて時は流れて……「私が泣いた理由」応募作。

つるよしの

6分 (3,299文字)
子どもの頃の病院って、恐怖の存在じゃなかったですか?診察のたび泣きませんでした?私はそうでした。

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あらすじ

私の田舎の、子どもの恐怖の存在。 それは「流山医院」。 子どもの私には、なにより流山先生の風貌が、無愛想な口調が怖かった。 診察のたびに泣いてた小学生の私。 そんな私はひさびさの怪我で、流山医院を訪れ

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

意外な展開でした

怖い話なのかな、と思わせて、甘酸っぱく切ない初恋のお話が素敵でした。 病院って、子供のころ、特別な場所だったように思います。 流山先生の個人的な話を聞き、親しくなったように感じる心の動きや、婚約者が現
ネタバレあり
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ほのぼの

何か、ほのぼのしてしまいますね。 初めての恋と、初めての失恋。それって、凄く特別なのだけど、必ずしも特別な場所とか特別な状況ではなく、何でもない気にも留めてなかった所から生まれるものだったりします。
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こういう作品、大好き

最初は精神病棟の話か、ホラーかと読みはじめ、まさかの展開! 【起承】恐 【転】恋 【結】涙 の構成が素晴らしかったです。
ネタバレあり
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