君が嘘をついた

心が死んだ。君のついた嘘のせいで。

東 里胡

11分 (6,170文字)
超・妄想コンテスト「隠しごと」優秀作品です

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あらすじ

「好きな人ができたの」 5年付き合った彼女からのお別れの言葉。 彼女の隠しごとを知らないまま。 君なんかいなくなっちゃえばいい、と願ってしまったんだ。 * 超・妄想コンテスト「隠しごと」優秀作品です

感想・レビュー 2

ほのかに暖色がつつむラスト

「かくしごと」や「嘘」は、必ずしも人を貶めるためだけにあるわけではないと。そういう事を気付かせてくれます。 ラストシーン、ほのかに暖かい色に包まれるような感覚で読み終わることができる、ささやかなラブ

いい、いい、いいよ

「心が死ぬってこんな感じなんだろうか」  冒頭から引き込まれるこの一文と同じページには、対極の幸せの出来事、そしてそれは1ヶ月前のことだと。  そして青也と真白の二人の視点でそれぞれの状況・心情が描か
ネタバレあり
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