僕の腕の中が一番だよと言って

「……うち、来る?」そう言ったのが運のつきだった。こんなに振り回されるなんて。

たろまろ/「八月三日」書籍化

BL 完結 過激表現
2時間41分 (96,250文字)

1,274 8,000

あらすじ

年末。仕事納めの飲み会の帰り道、ほろ酔い気分で歩いていた火神博孝(かがみひろたか)は、公園で新聞紙を体に巻きつけ野宿しようとしている男を目撃する。こんな寒空の下で? 凍死しちゃうよ? と驚きつつ、厄介

感想・レビュー 3

それぞれの愛し方、想いの交錯に胸が熱くなる物語

まず、どこか切なさをはらむタイトルに惹かれました。キュンとしながら心のどこかがザワつくような… そして読み出せば、冒頭から脳内でシーンが映像再生されます。 悪戯な寒風がしかけた偶然の出逢い…そこからタ
ネタバレあり
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人を愛するということ。

人それぞれの、人を愛するということを綴った素敵な作品だと思います。切なさ、激しさ、愛しさを優しさで包んだ感じがします。登場人物達のこれからに、想像を掻き立てられる終わり方も素晴らしいと思います。 素敵
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恋って、人を成長させる!

もうとにかくヒロくんの頭の中が、テキストになって溢れてます(笑)慎重派で、考えて納得してから行動するのが当たり前だし、考えて考えて、納得して、行動「しない」ことも多々あった人生。なのにあの日の出会い…
ネタバレあり
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