一揆の果てに

凶兆の前触れと伝わる熊笹の花がひらき、凶作に見舞われた村々が藩への抗いとして行ったのは一揆であった。

北山秋嘉

13分 (7,691文字)
丹後田辺藩の享保一揆を下敷きに私見を交えた作品です。史実に逸れた点も多く、藩名、村名は記さず人物の多くは役職名にした。

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あらすじ

数十年に一度開花する熊笹の花は凶兆の前触れとして伝わっており、この年にこの花を見た農夫(源蔵)はかつての飢饉から一揆へ展開した思い出を息子に語っていた。そこに現れた宗兵衛は、かつての一揆で犠牲となった

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