タカムラ見聞記 大火厄災(どんどん焼け)

一千年ぶりに現世へ立ち返ったタカムラ(小野篁)。幕末の動乱に生きる京都の庶民の生き様を見届ける妄想の見聞記

北山秋嘉

13分 (7,778文字)
望郷の中に浮かぶ京都の風景。それが何処であっても、歳を重ねるにつれ懐かしさがこみ上げてくる。

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あらすじ

 超・妄想コンテスト「おなかが空いた」の応募作品です。  千本閻魔堂では精霊迎えの六斎念仏が行われており、ここに姿を現せたタカムラ(小野篁)は、往古のこの地を懐かしみながら眺めていた。そこに腹を空かせ

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