ガーベイジペイルキッズ・アライブ

第12回小説野性時代新人賞2次審査通過作品『ガーベイジペイルキッズ·サバイブ』改題 青春アクション

千堂

青春 完結 過激表現
2時間19分 (82,991文字)
これは歌舞伎町が「漂白」される前のお話。

42 3,867

あらすじ

 就職活動も不調に終わり、アルバイター兼専門学校生となった藤瀬良太は、人生一時停止状態のボンクラ。  半ば投げやりな気持ちで、浄化作戦前の歌舞伎町で、アダルトビデオ販売店「リアル・ワールド」店員の職

目次 1エピソード

感想・レビュー 5

まいった!

狂気じみた、あるいは壊れかけた人物が妙にリアル。 加えて、その場にいるかのような臨場感。 物語に引き込まれます。 是非、皆さんも1990年代後半の歌舞伎町に。 そして、主人公藤瀬の背を、そっと押してや
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愛すべき馬鹿野郎たちの青春

リアルワールドの面々の個性が無駄なく際立っていて、一人一人の顔、姿、佇まいが自然と頭に浮かび上がりました。ラストの数ページ、真の幸せとは何か、人生の意義とは何か、味わい深かったです。胸に染みてくるもの
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見事な青春武道小説

前作「橙武者、推して参る」同様、作者の武道知識が存分に生かされており、一発殴ってKOするという類いのケンカ小説ではなく、見事な武道小説となっている。 歌舞伎町、エロ、社会の底辺という汚濁を描いている
ネタバレあり
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