顧み浜の迷い月

過去を振り返ることを恐れ、時の流れに身を任せていた少女と青年が、自ら未来への舵を握った一夜の物語

篠藤 ユウ

14分 (8,000文字)

10 1,192

あらすじ

夜の外出はいけないことだと、少女は思い込んでいた。 理由は分からない。二十日前、「顧み浜」に漂着した彼女は、記憶を失っていたからだ。 そんな彼女を、家の外で誰かが口ずさんだある歌が、夜の散歩に連れ出し

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