君待ち駅の糖衣菓子

砂糖菓子屋「言葉の硝子玉」の看板商品、そのひとことに込められた万感

篠藤 ユウ

14分 (8,000文字)

14 1,552

あらすじ

山深い炭鉱町のはずれにある「霧町駅」。 そこはいつからか、汽車でやってくる人々から「君待ち駅」と呼ばれていた。 由来は乗降場の小さな砂糖菓子屋、「言葉の硝子玉」の看板商品。 その味わいと同じ言葉を口に

シリーズタグ

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

哲学的なファンタジィ

読み始めて直ぐに僕らは作者の美しく幻想的な世界にすとんと放りこまれる。 構成の巧みさも勿論だが それはその語彙の豊富さと美しさが大きいのだろうと思う。 この魔法にかかったような場所で 一途に相手を信
ネタバレあり
1件