翼をたたんで遠くまで

殻に守られ、見えないものを、誰が否定などできるだろう

篠藤 ユウ

14分 (7,955文字)

8 1,558

あらすじ

大地信仰の村の教えに背いたリベラは、聖なる大地による浄化を受けよと、「光芒の牢」に囚われた。 天然の巨大な陥没穴、光がふんだんに降り注ぐその牢は、容赦なく彼の命を削った。 空腹と渇きにあえぎながら迎え

感想・レビュー 1

美しき嘘

作者さまのお話は、その最初の章から いきなりその物語の世界に自分が立たされてしまう。 惹きこまれる、と言う言葉ですら僕には甘い気がする。 これはむしろ虜にされる、というのに近いと思う。 この世界の言葉
ネタバレあり
1件