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淡い月明かりの世界に、耽る。
土原景文
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自分の顔と自分の声
狐の落とし子
約束の栞をつないで
僕らの涙がめぐるように
はじまりの月夜をともに
火花の散る向こうで
この雨が聞こえているうちは
とこしえの中でこそ
最期のメッセージ
忘却の彼方へ
気ままにがんばります
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