魔法使いじゃないけれど

雨の日だけ帰ってくる母のために、彼はてるてる坊主の作り方を間違えて覚えてしまっていた

如月雫

8分 (4,294文字)

6 11

あらすじ

雨女の特権などひとつもない。 幼い頃から雨女の体質を恨んでいた私は、てるてる坊主の吊し方を間違えて覚えてしまった男の子と出会う。彼は雨の日にしか帰ってこない母を思って、雨を降らせるおまじないをしていた

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